こんにちわ♪
今回は外構にあまり費用をかけれなかった我が家でヤマト住建さんと相談し、ガビオン風のフェンスを設置した件を紹介します。
皆さんガビオンってご存じでしょうか?
メッシュ状の格子パネルを立体的に組み上げた中に自然石を入れたものです。
私も注文住宅を建てるまで知りませんでした。
こんな感じのものです。

我が家は正真正銘なガビオンというわけではなくあくまでガビオン風です(笑)
外構フェンスを検討している方の参考になれば幸いです。
自作ガビオンフェンスにしようと思った理由
まず、なぜ自作でガビオン風フェンスにしようと思ったのかというところからお話します。
我が家では、嫁ちゃんのインスタ情報より外構の内容決定を最後に回してしまうと外構の費用が高くてなにもできなかったりするという話を聞いていたので、間取り決定くらいのタイミングで外構の打ち合わせも始めました。
外構のうちw
最初にざっとしたイメージをHMさんに作っていただき、そこからやりたい内容など伝えて細かく見積もりをしていただきました。
敷地いっぱいに上物を建てて外構に関しては車1台とめれるスペースがあればいいと思っていたので、見積もり金額的には100万~120万くらいかなと思っておりましたが、あらびっくり!200万オーバーでしたね(笑)
それでも外構が広い方に比べれば全然安い方だとは思いますが、我が家ではそんなに外構にお金をかける予定ではなかったので高い!となりましたね。
そのため、削減できるところはどこか家族会議をしましたが、我が家は特に植栽があるわけでもなく、庭があるわけでもなかったのでフェンスとカーポートしか候補にならないという現実がまっていましたね(笑)
結果、カーポートはなし!フェンスも安価なものに変更とすることにしましたが、フェンスって安価なものに変更するとメッシュフェンスになるのですが一気にちゃっちくなりません?(笑)
そこで我が家では、駐車スペースの後ろの見える箇所だけオシャレにして家の裏の見えない箇所はメッシュフェンスとすることとしました。
道と面している箇所にはメッシュフェンス、隣家との境界部はフェンスなしです!
と、いう感じで我が家では家を正面から見た際に見える箇所だけおしゃれにすることとしました。
その距離わずか2m(笑)その他のメッシュフェンスの距離はおよそ43m(笑)
その2mのフェンスをおしゃれなものよりも、一層インパクトの強いものにしたいなーと思いガビオンをすることに決めました。
しかし、本家のガビオンにしようと思うとH450 × W900 × D300ほどの蛇籠(じゃかご)に石を敷き詰めるのですが、まずH450(高さ)なので目隠しのフェンスとして使おうと思った場合2段以上は積まないといけないって話ですよ。
2段でもH900・・・低い気がする。
3段でH1350・・・ってか3段も積めるのかな?
そして自分で施工したほうが安くなると考えて、ネットで価格を調べたら、蛇篭だけでも30,000円ほどして更に石を入れたら一つで50,000円くらいすると思うんですよ。
それを、横に二つ並べて、縦に三段積み重ねると計6個・・・300,000円しますやん!!!(笑)
金額下げようとしてるのに、2mのフェンスで300,000円って本末転倒ですよね(´;ω;`)
そしていろいろ考えてやろうと思ったのがガビオン風のフェンスです。
ガビオン風フェンス
まず、蛇篭の代用品として考えたのはLIXILのエコリスメッシュパネルです。

実際の用途的にはフェンスの上に植物を置いて、フェンスにツルを絡ませて緑でフェンスをするようなことがかかれていました。
それに紹介画像をみるとガビオンっぽく使用しているものもあったのでそういう使い方でも可能なのかと思いました。

ツルを絡ませる用なのかなんなのかはわかりませんが、フェンスを2枚合わせていてちょうど籠のような形になっておりLIXILさんはここに自社製品の“ガラス発泡ブリック“というものをいれるとのことでした。
このガラス発砲ブリックでもいいかなと思いましたが、ネットで商品を調べても楽天やAMAZONの購入ページがでてこなかったのでまだ販売されているか不明です。
なので、そこに普通の石を敷き詰めればガビオンみたいになるのではないかと考え、我が家ではLIXILさんのフェンスでガビオン風フェンスを作成することにしました。
フェンスは倒れないように支柱をしっかりコンクリートで固定するのですが、そのあたりは自分でするのが大変だったのでHMさんに依頼しましその後自分で石を敷き詰める予定です。
ガビオン風フェンスの施工方法
まずこのリクシルのエコリスメッシュフェンスに石を入れる場合、ちょうどよいサイズの石が発見できませんでしたね。
ホームセンターなどで購入すると、結構な量が必要になるので持ち運びが大変だと思っていたのでネット購入一択でしたし(笑)
石が小さすぎるとメッシュの穴から抜けてしまうのである程度の大きさの石が必要なのですが、なかなかどうして丁度よい石がなかったです。
ですので、少し大きめの石を購入してちょうどよいサイズにカットすることにしました。
ちなみに購入した石材はこちらになります。5セット購入いたしました。
購入しての実際の大きさはやはりすべてカットが必要なサイズの石が入っておりました。
![]() | 価格:3,280円 |

と、言うわけで作業に必要な工具
- サンダー(ディスクグラインダー)
- ダイヤモンドカッターの刃
- 保護メガネ
- たがね
- セットウハンマー
- 石
- 掃除用具
サンダー
私は仕事上サンダーは自前でもっていましたので、問題なかったのですが普通のかたは持ってないですよね・・・(笑)
仕事以外ではそんなに頻繁に使うものでもないので奥様と要検討お願いします。
私は充電電池式のサンダーですが、バッテリーや充電器を購入すると金額が高くなるので安価なコンセントにさすコードタイプのもの方が良いかと思います。充電式のほうが便利なんですけどね(笑)
ちなみに私は電動工具はマキタ派です。サイズも一般的に使用するのであれば100mmサイズで問題ないと思います。
ホームセンターにもよく知らないメーカーのものがもっと安く売っているかもです(笑)
![]() | マキタ 100mmディスクグラインダー 9533B(高速回転) ◆ 価格:9,650円 |

ダイヤモンドカッターの刃
それとサンダーにはいろいろな用途の刃があるので、石用のダイヤモンドカッターの刃が必要です。
サンダーには金属を切る刃が多いですが、それだと石材は切れないので石材用のダイヤモンドカッターの刃を購入しましょう。
それと、本体に取り付け可能な刃のサイズも決まっているので本体と刃のサイズは合わせてくださいね。
これもそんなに枚数買わないのであればホームセンターで問題ないと思います。
ちなみに石をカットしていると徐々に切れなくなります。私は3枚ほど使用いたしました。
![]() | ダイヤモンドカッター 4インチ 105mm DWA-105 コンクリート 石材 レンガ ブロック モルタル ALC タイル用 セグメントタイプ 価格:717円 |

保護メガネ
目を守れればなんでもOKです。
100均とかにも売ってそうですね。

たがね
サンダーである程度切れ目を入れて、このたがねを切れ目にあてハンマーでたたいて割ります。
僕も石屋さんではないので自己流ですが(笑)
サンダーで石を綺麗にカットするのは難しいのと、ダイヤモンドカッターの刃がすぐに交換が必要になるので、ある程度切れ目を入れ割る方が効率がいいと思います。ので私も購入しまいた。
こちらも普通にホームセンターに売っております。
![]() | SK11 チスタガネ 13mm たがね 鏨 大工工具 はつり 斫り 石材 コンクリート用タガネ 削岩 価格:990円 |

セットウハンマー
石頭(セットウ)ハンマーです。
普通のハンマーより、叩く部分が少し大きくて重いハンマーになります。
こんな感じです。いろんな種類がありますが、なんか長年使用している形のものがしっくりきます。
石頭ハンマーであればなんでもOKです。重さもいろいろありますが、そこまでこだわることでもないでしょう。
ホームセンターにも売ってます。
![]() | 価格:1,180円 |

掃除用具
石をサンダーで切ると粉塵がえぐいです。
顔も髪も服も真っ白になります。粉も舞いまくります。何も気にせず家の近くで切ると、家の外壁に粉塵がつきますし、場合によってはお隣から苦情が入るかもしれないくらい粉塵が出るので注意してください。
おのずと地面も粉まみれになるので掃除が必要になるので、そのための掃除用具です(笑)
ちなみ我が家は屋上で作業しました。
石をもって上がったりは大変でしたがこれからの近所付き合いのことを考えるとさすがに家のすぐそばで作業はできませんでしたね・・・
こういうときもそうですが、屋上って地味に便利ですよね。
まとめ
ちなみに上記で紹介した工具はホームセンターで売っていると言いましたが、職人さん用のプロショップのほうのことなのでお間違いなく。
あとは工具と材料が揃えばあとは切って入れて切って入れてを繰り返すだけですね。
作業で言えば簡単ですが、重いですし、粉まみれですし思ったより大変です。
それに作業することに慣れていないかたは、多少危険だと思うので気を付けて自己責任で作業お願いいたします。

このLIXILさんのエコリスメッシュフェンスは、柱と柱の間の籠が上下一つずつです。
ですので上記の写真のように下段をいっぱいまで入れ、上段の籠を自分で取付けそこに石を入れていきました。
完成した写真がこんな感じになります。

普通のガビオンは厚みもありその間に石をぎゅうぎゅうにつめるので後ろが見えるということはないのですが、今回は奥行きがなかったため石が重ねられず若干隙間はできてしまいました。

しかし、厚みもなくガビオン風に感じにできたことには大変満足しております。
しっかり目隠しにもなっておりますし、なにより周りの家でしている人がいないというのもいいです(笑)
駐車場でプールなどをする際、石に水をかけてやれば気化現象により若干涼しくなるでしょう。
まあ、我が家の場合は屋上でプールになりますが(笑)
いろいろ苦労もありましたが、フェンスで個性が出せたことは悪くないかなと思っています。
賛否両論あると思いますが、費用削減のためDIYでやるのもいいかなと。
外構について考えているかたの参考になれば幸いです。
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