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リビング吹き抜けをオススメする理由

こんにちわ♪

我が家ではリビングに吹き抜けを採用しております。

皆さんは吹き抜けについてどのようなイメージをお持ちですか?

お洒落ですか?解放感ですか?明るさですか?と、よいイメージがある反面、やはり悪いイメージもあります。

実際に住む前は、吹き抜けがあると寒いし暑い、光熱費が増える、声が響くなど、デメリットのほうが多い印象でした。

吹き抜けをつけて後悔したという投稿もよく目にしましたしね。

しかし、我が家ではそれでも吹き抜けを採用しました。

そして実際に吹き抜けがある家で生活してみて、後悔の内容より、いいイメージのほうが多かったので紹介したいと思います。

デメリット面もいろいろ調べて、少しでも改善できるように工夫したことなどもお伝えできればと思います。

我が家の吹き抜け
目次

吹き抜けを採用してみての感想

まず、吹き抜けにしてみて一番良かったことはやはり解放感がめちゃくちゃあり、お洒落に見えることです。

そんなの当たり前じゃんと言われるかもしれませんが、そのために吹き抜けを採用しているので言わせてください(笑)

吹き抜けがなくても生活に困ることはまったくないでしょうが、個人的には吹き抜けにしたほうが十分に光を取り入れることが可能になり、明るく広い空間を作ることで気持ちにも余裕ができると思っております。

更に吹き抜けを作ることで天井が高くなるため、部屋が広く感じられるという心理的効果も得られると思います。

簡単に言うと、吹き抜けを採用してすごく満足していますということです(笑)

それにプラスでいいこともありまして、吹き抜けがあることにより家全体の温度管理がやりやすいということです。

抜き抜けと2階の廊下がつながっていることで家の中全体の温度差がそこまでできませんでした。

夏は、1階リビングのエアコンを入れていれば2階にあがったときでもそこまで暑いと感じることも少なかったです。

さすがに全館空調を採用しているわけではないので、すべての部屋が快適とまではいきませんが、2階に上がったときにそこまでの暑さを感じないだけでも快適だと思っております。

私がそこまで全館空調を求めてないのでアレですが、1階と2階の1部屋のエアコンをずっとつけるようにしたら全館空調っぽくはできるのかなとは思います。

逆に冬はリビングのエアコンをつけているだけで、2階まで快適な温度になっております。

温かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に下がるという現象のあれですね。

なので冬はリビングエアコン1台で偽全館空調です(笑)

お洒落なうえに家全体の温度管理ができる吹き抜けは採用する価値ありだと思っております。

しかし、今回我が家はこのようなよい感じになっておりますが、吹き抜けを採用したことにより寒いや暑いといった声もあるのも事実です。

次に我が家で、快適な吹き抜けを作るために考えてことを紹介します。

吹き抜けを採用する際の注意点

まず、吹き抜けを採用するうえで気を付けないといけない点は、気密性と断熱性と窓の性能です。

これに気を付けないと、抜き抜けは寒い・暑いといった問題に直面することでしょう。

抜き抜けで家全体の温度を調整しやすいと言いましたが、それは外気の温度の影響を受けず気密性が確保されているのが前提条件です。

外気の温度の影響を受けにくくするためには、断熱性能と窓の性能と気密性が大事です。

これは別で紹介しておりますので合わせて読んでいただければと思います。

まず、外気の温度の影響を受けやすい性能だと、夏の場合屋根や吹き抜け窓からの熱が家の中に入ってきて暑い空気が吹き抜け上部に溜まります。

シーリングファンで空気を攪拌させようにも、限界があり2階の温度がかなり高くなります。

同じように気密性が悪いと、隙間より侵入してくる熱い空気が吹き抜けに上部に溜まります。

夏は必ずと言っていいほど冷房を使用していると思うので外気から入ってくる空気はおのずと室温より高い空気になるため上昇していきます。

そうなってくると、抜き抜けに温度差がうまれ、吹き抜け上部の空気はいつも熱い状態のままになりエアコン効率が悪くなり、冷えにくくなります。

リビング全体の空気が冷える前に、窓や屋根から侵入してくる熱で空気は温められ、その温かい空気をシーリングファンで攪拌することにより室内の温度がなかなか下がらずエアコンは常にフル稼働状態になります。

逆に冬の場合だと、エアコンによって温められた空気が吹き抜けの上に溜まり、窓等からの外気の影響を受けて温まった空気が再度冷えて下りてきて、再度温まってとの繰り返しなので人が生活する高さの空気はいつも冷えているということです。

と、言うことから気密性や断熱性が悪い場合は抜き抜けがあると逆に快適ではない空間になります。

これが吹き抜けを作ることによっておこるデメリットでよく目にする情報だと思います。

しかしながら声を大にして言いたいのが、今と昔とでは家の性能や気密性が全然違うということです。

しっかりとした性能の家を建てるのであれば吹き抜けは快適な空間を維持するのに最適だと思います。

吹き抜けを採用する際の性能目安

  • 窓の性能・・・最低でも樹脂サッシのダブルガラスを採用しましょう
  • 気密性・・・・C値は1を切るくらいの気密性が必要です
  • 断熱性・・・・天井の断熱の厚みは壁の厚みの2倍以上が必要です

窓の性能

住まいの中で熱の出入りが一番大きいのは窓になります。

断熱材をどうこうするよりまず窓の性能を上げることが最重要と言えます。

サッシの種類も何種類かありますが、樹脂サッシ一択だと思います。

吹き抜けに採用する場合、手が届かずメンテナンスもしにくいのでサッシやガラスに水滴がついてしまうと、水滴の跡が残ってしまったり、カビが発生してしまった場合掃除しにいけないとかで、樹脂サッシを採用するようにしたほうが良いです。

樹脂サッシは結露が最もしにくいサッシです。

ガラスに関しては、トリプルガラスが一番断熱性が良いですが、費用が高くなるため地域によってはダブルガラスでも良いのかなと思います。

◎トリプルガラスの樹脂サッシ

○ダブルガラスの樹脂サッシ

×ダブルガラスのアルミ樹脂複合サッシ

×単板ガラスのアルミサッシ

上から順に断熱性がいいもので、吹き抜けに採用するのであれば最低でもダブルガラスの樹脂サッシは必須です。

ちなみに我が家を建てたヤマト住建さんは、エクセルシャノンの樹脂サッシを採用しております。

株式会社エクセルシャノン - 樹脂サッシ専業メーカー (excelshanon.co.jp)

気密性

これは吹き抜けだからというわけではないですが、C値(気密値)は1を切るようにしましょう。

吹き抜けがある場合、気密性が悪いと思った以上に影響が出る可能性があります。

断熱性

HMや工務店によって、使用している断熱材は様々です。

それぞれが一番良いと思ったものを使用しているとは思いますし、この断熱材が一番いいというものでもないと思います。

おおよその場合、柱のサイズは105ミリ×105ミリの柱を使用していることが多いと思うのでおのずと壁厚は105ミリになります。

この105ミリの間にどの断熱材を使用しようが、天と地との差がつくことはありません。

それよりも吹き抜けに必要なのが屋根(天井)の断熱になります。

吹き抜けの上はすぐ屋根になるため、太陽からの熱がもろに影響します。

その熱から守ろうと思うと、壁の断熱の2倍ほどの厚みは必要です。

屋根断熱であろうと、天井断熱であろうと最低でも200mm以上の厚みは必須です。

吹き抜けを採用される場合、かならずこの天井の断熱の厚みは確認はしてください。

正直、厚ければ厚いほど良いです。

しかし、断熱材の厚みを厚くしようと思うと値段がどんどん上がっていくので、地域によっても変わりますが目安として最低でも200ミリ以上にするようにしましょう。

最後に

ちみなに我が家の性能は

・サッシ

エクセルシャノンの樹脂サッシのダブルガラス(複層ガラス)

・気密性

 c値 0.7㎠/㎡

・断熱性

屋根断熱 硬質ウレタンフォーム 100mm + 屋上に使用しているプラスワンリビングの舗装材に断熱性の高いEPS(ビーズ法発泡スチロール)を採用、屋上面が直接熱せられるのを防ぐ効果あり(厚み等不明)+天井裏にもグラスウールの保温材 30ミリ。になっております。

壁断熱 外張り断熱 硬質ウレタンフォーム 40mm

    内張り断熱 EPS(ビーズ法発砲ポリスチレンフォーム)50mm

です。実は、上記で説明した最低条件を全て完璧にこなせているわけではありません。

しかしながら、我が家は割と快適な生活ができています。

もっと断熱や気密の性能がいいのであれば更に快適になるのでしょうが、正直今のままでも快適で割と満足しているため、性能を更に上げたとして追加にかかってくる値段と満足度が比例するとは思えません。

そのため我が家はこの性能でお願いしましたが、ぶっちゃけこの辺は家を建てるまでわかりません。

どうなるものかと不安でしたね(笑)

幸いにも我が家は快適な生活を得ることができましたが、間取りや建てる位置によっても多少変わったりはあるかもしれないので、参考にしてもらうくらいで見ていただければと思います。

費用をかければ断熱や性能はよくすることは可能で、よくすれば快適な生活を得られるでしょう。

しかしながら皆さんお金を無限にもっているわけではないので、快適に過ごせるギリギリのラインを狙いたいがなかなか狙うことは難しいのかもしれません。

なので予算に余裕がある人は断熱性能がしっかりしているHMを選ぶのも一つです。

もしかしたら、少し過剰気味になっているのかもしれませんが、足りないより全然ましです(笑)

その辺は、住んでいる地域によっても変わりますし担当の設計士さんと相談しながら決めてもらえたらと思います。

少しでも参考になればうれしいです。

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