【今さら聞けない】知っておきたい家づくりの専門用語集まとめ

【今さら聞けない】知っておきたい家づくりの専門用語集まとめ

この記事では、知っておきたい家づくりの専門用語を紹介します。

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  • 家づくりの打ち合わせ中、専門用語が多すぎてついていけない
  • 営業担当に質問したいけど、「今さら聞けない」と感じてしまう
  • 誤解したまま話を進めて後悔しないか心配

上記のような悩みはありませんか?

そこで、今回は家づくりの基本として知っておきたい専門用語を3つのテーマに整理してまとめました。

この記事を読めば、打ち合わせの理解度が一気に上がり、「なんとなく不安」が確かな知識に変わります。

納得のいく家づくりにつながるので、ぜひ参考にしてみてください。


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  11. 家づくりコンセプトシート
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目次

家づくりの費用に関する専門用語

家づくりで戸惑いやすいのが、お金に関する専門用語です。

同じ見積もりでも、会社によって含まれる内容が違ったり、聞き慣れない言葉がたくさん登場したりします。

正しく理解していないと、「こんなはずじゃなかった!」と後悔することもあるのです。

ここでは、家づくりの費用に関する専門用語を解説します!

家づくりの費用に関する専門用語

それでは、詳細を確認していきましょう。

①坪単価

家づくりで最も勘違いされやすいのが、坪単価です。

坪単価 = 本体価格 ÷ 延床面積(坪)で計算されます。

一見シンプルに見えますが、ハウスメーカーによって「何を本体価格に入れるか」がバラバラです。

以下の費用は、坪単価に含まれないことが多いです!

  • 外構工事
  • 地盤改良費
  • 屋外給排水工事
  • 付帯工事(仮設足場など)
  • オプション設備

そのため、坪単価で会社を比較しても、正しく判断できる可能性は低いです。

坪単価はあくまで「ざっくりした目安」で、総額で比較しましょう。

②本体価格

本体価格とは建物そのものの金額ですが、ここにも落とし穴があります。

本体に含まれない代表例は、以下のとおりです!

  • 地盤改良
  • 屋外電気工事
  • 給排水工事
  • カーテン・照明
  • エアコン
  • 外構

本体価格が安いからといって、総額も抑えられるわけではありません。

後からオプション費用が加算されて、予算を大幅に超えるケースがあります。

見積もりを見るときは、本体以外の費用の内訳をセットで確認しましょう。

③付帯工事

付帯工事とは、建物以外に必要となる費用の総称です。

以下の項目があります!

  • 仮設足場
  • 電気・水道の引き込み
  • 地盤調査
  • 外部配管

絶対に必要なのに本体価格に入っていないことが多く、見積もり差が出やすい部分です。

④諸費用

諸費用とは、契約やローンの手続きに必要な費用の総称です。

諸費用に含まれる主な項目は、以下のとおりです!

  • 住宅ローン事務手数料
  • 保険料
  • 登記費用
  • 火災保険
  • 引っ越し代
  • 印紙代
  • 水道加入金

目安は、建物価格の10%程度になります。

「え?こんなにかかるの?」と驚く人が多いため、早い段階で想定しておくと安心です。

⑤見積書の費用構成

家づくりの見積もりは、基本的に「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つで構成されています。

本体工事費だけを見てしまうと、総額との差に後からショックを受けます。

抜け漏れのチェックポイントは以下のとおりです!

  • 地盤改良費は入っているか
  • 外構費は含まれているか
  • カーテン・照明の扱い

見積もりの内訳を正しく理解すると、納得のいく家づくりができます。

以下の記事で、見積もりと実際の金額を比較しているので、予算オーバーを防ぎたい人は、ぜひチェックしてみてください。

土地・法律・建築基準に関する専門用語

家づくりは、まず 「建てて良い条件かどうか」を判断するところから始まります。

ここを理解しないまま土地を買ってしまうと、「思っていた家が建てられない」「追加費用で予算オーバー」という失敗につながる部分です。

それでは、詳細を確認していきましょう。

①建ぺい率

建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積の割合です。

建築面積は、建物が土地に接している部分で決まります。

計算式は【建築面積 ÷ 敷地面積 × 100】です。

100㎡の敷地に建築面積60㎡の建物を建てる場合、建ぺい率は60%です!

建ぺい率が高いと大きな家が建てられますが、それで良い土地というわけではありません。

逆に低い地域は庭を確保しやすく、採光も取りやすいというメリットもあります。

理想の家づくりを考えるうえで確認してみましょう。

②容積率

容積率は、敷地に対してどれだけの広さの建物を建てられるかを示す指標です。

以下のように計算します!

容積率 = 延床面積(各階の床面積の合計) ÷ 敷地面積 × 100%

仮に容積率100%と定められているなら、100㎡の土地には延床面積100㎡までの建物を建てられるという意味です。

この数値が高いほど延床面積の上限が広がり、建てられる家のボリュームが大きくなります。

とくに狭小地では、上限が設計の自由度に大きく関わるため、重要なチェックポイントです。

③地盤調査

地盤調査は、建築前に「この土地は建物の重さに耐えられるか?」を調べる検査です。

方法は以下の2種類です!

調査方法概要
スウェーデン式サウンディング試験先端にスクリューのついた棒を回しながら、地中の固さをはかる
ボーリング調査ボーリング機械を使って穴を掘り、そこにハンマーを落下させて強度をはかる

スウェーデン式サウンディング試験の費用は5万円ほど、ボーリング調査は25万円~30万円かかります。

費用面で見ると、スウェーデン式サウンディング試験が一般的です。

ボーリング調査が行われるケースは少ないですが、規模の大きい住宅や地下室を作る場合などは採用されることもあります。

④地盤改良

地盤改良は、強度を高めるために行う工事です。

主な工法は以下の3種類です!

工法概要
表層改良工法土地の表層を2 mほど掘り下げ、セメント系固化剤を混ぜて土を固める
柱状改良工法地下2〜8 mほどの深さまでの軟弱地盤を対象とする
鋼管杭工法鋼製の杭を地盤内に打ち込み、地中から建物を支える

上記の表で、下に行くほど地盤が丈夫になりますが、その分費用がかかります。

地盤改良は、調査結果で「不同沈下のリスクがある」と判断された場合にだけ必要です。

⑤建築条件付き土地

建築条件付き土地とは、「一定期間内に、指定された建築会社で家を建てること」が条件になっている土地のことです。

土地だけを購入して、自由に建築会社を選べるわけではありません。

一見すると相場より安く見えることが多いため、魅力的に感じやすいです!

ただし、建物の仕様や価格があとから決まるケースも多く、「土地は安いけれど建物が割高だった」ということも起こります。

また、建築会社を変更したい場合は条件が外せない、もしくは高額な解除費用がかかることもあります。

「土地+建物をセットで考える必要がある」点を理解したうえで検討することが大切です。

ちなみに我が家は別途費用をお支払いし、建築条件をはずしていただきました!

⑥北側遮蔽

北側遮蔽とは、北側にある建物や地形によって、日当たりや採光が遮られてしまう状態です。

北側遮蔽の影響を受けると、以下のようなことが起こりやすくなります。

  • 室内が思ったより暗い
  • 冬でも日差しが入りにくく、寒く感じる
  • 洗濯物が乾きにくい
  • 日中でも照明をつける時間が増える

ただし、リビングの配置や窓の位置、高窓や吹き抜けを取り入れることで影響を軽減することは可能です。

土地を見るときは、北側にどんな建物があるか、高さはどれくらいかを必ず確認しておきましょう。

⑦用途地域

用途地域とは、「この地域ではこんな建物を建てていいですよ」と定められたエリア分けのことです。

全部で13種類あり、住宅が建てられる地域とそうでない地域があります。

住宅を建てられる主な用途地域は以下のとおりです!

  • 第一種低層住居専用地域
    • (静かな住宅街)
  • 第二種低層住居専用地域
    • (小さな店舗も可)
  • 第一種中高層住居専用地域
    • (中規模の建物も可)
  • 第二種中高層住居専用地域
    • (より多様な建物が可)
  • 第一種住居地域
    • (住宅と店舗が混在)
  • 第二種住居地域
    • (店舗や事務所が多め)
  • 準住居地域
    • (幹線道路沿いなど)

用途地域によって、「建てられる建物の高さ」や「周辺環境の静けさ」が変わります。

静かな環境を求めるなら低層住居専用地域、利便性重視なら住居地域や準住居地域がおすすめです。

土地を選ぶときは、用途地域も必ず確認しましょう!

⑧斜線制限

斜線制限とは、建物の高さや形を制限するルールです。

「日当たりや風通しを確保するため、周囲に圧迫感を与えないように」という目的があります。

主な斜線制限は以下の3種類です!

制限の種類概要
道路斜線制限道路の反対側から斜め上に引いた線を超えない高さ
隣地斜線制限隣の土地との境界から一定の角度で引いた線を超えない高さ
北側斜線制限北側の土地の日当たりを確保するため、北側に向かって高さを制限

斜線制限がかかると、以下のような影響があります。

  • 希望の高さの建物が建てられない
  • 3階建てを諦めざるを得ない
  • 屋根の形状が制限される

とくに狭小地や住宅密集地では、斜線制限の影響を受けやすいです。

間取り・内装・住宅性能に関する専門用語

家の間取りや内装・住宅性能に関する用語は、普段の生活では触れる機会がありませんよね。

そのため、打ち合わせ中に専門用語が出てくると、不安になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、間取り・内装・住宅性能に関する専門用語を紹介します!

①長期優良住宅

長期優良住宅は、一定の基準を満たした「長く良い状態で住める家」に与えられる認定です。

どんな性能が必要なのか、以下でまとめました!

  • 劣化対策(住まいが長持ちする構造)
  • 耐震性(地震に強い)
  • 省エネ性(断熱・気密など)
  • 維持管理のしやすさ
  • 可変性(将来間取り変更しやすい)など

長期優良住宅にすると、税優遇や補助金が利用できるメリットがあります。

しかし、計画的にメンテナンスすることが条件です。

②断熱性能(UA値)

断熱性能とは、建物全体の「熱の逃げやすさ」を示す指標です。

数値が小さいほど、外に逃げる熱が少ないので、暖かく涼しい家になります。

しかし、地域区分によって基準が違い、寒い地域はより厳しい設定です。

自分の地域の基準を知ることが大切です!

③気密性能(C値)

気密性能は、家のすき間の量を示す指標です。

数値が小さいほどすき間が少なく、気密性が高いことを意味します。

高気密のハウスメーカーは、C値1.0㎠/㎡以下であることが多いです。

もし気密性能が悪いと、以下のデメリットがあります。

  • 冷暖房が効きづらい
  • 断熱性能の効果が半減
  • 花粉・湿気が入りやすくなる

快適な温熱環境を実現するために、断熱性能と気密性能を高めましょう。

④在来工法

在来工法は、日本で古くから使われている木造建築の工法です。

木造住宅のほとんどが同じ手法で建てられています。

在来工法のメリットは以下のとおりです!

  • 間取り自由度が高い
  • 将来のリフォームがしやすい
  •  施工業者が多く選択肢が幅広い

ただし、施工業者によって品質に差が出るため、技術力があり信頼できる会社に依頼しましょう。

⑤2×4(ツーバイフォー)工法

2×4工法は、壁で支える箱のような構造が特徴です。

メリットは以下のとおりです!

  • 耐震性が高い
  • 気密・断熱を確保しやすい
  • 在来工法とくらべて工期が短め

ただし、使用する建材の特性上、間取りや外観デザインなどに制限が出ます。

外観や内装などの希望を踏まえて、2×4工法を採用するか検討しましょう。

⑥巾木(はばき)

巾木は、壁と床の境目に取り付ける部材です。

役割は主に3つあります!

  • 壁クロスが傷つきにくい
  • 仕上がりをきれいに見せる
  • デザインのアクセント

巾木の色やデザインによって、部屋の印象が変わります。

これから家を建てる方、部屋をリフォームする方は、ぜひ注目してみましょう。

⑦幕板(まくいた)

幕板は、装飾と防水の役割をもつ横長の化粧板材です。

外壁の1階と2階の境目や、家具の脚と脚をつなぐ部分など、さまざまな場所で使われています。

幕板の役割は以下のとおりです!

  • 美観の向上
  • 境界の仕切り
  • 構造の保護
  • 機能性の強化

幕板を選ぶと、空間の印象や使い勝手が大きく変わります。

⑧GX志向型住宅

GX志向型住宅とは、脱炭素社会を目指す「GX(グリーントランスフォーメーション)」の考え方を取り入れた、高性能住宅です。

高断熱・高気密に加え、太陽光発電や省エネ設備を活用し、エネルギー消費を大幅に削減する設計が特徴です。

国の補助金制度と連動するケースもあり、一定の基準を満たすことで補助金の対象になる可能性があります。

ただし、基準は年々変わるため、「名前だけで判断しない」ことがポイントです!

⑨ZEH(ゼッチ)

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、使うエネルギーと創るエネルギーを差し引きして、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅です。

高断熱・高効率設備に加え、太陽光発電を組み合わせるのが一般的で、光熱費を抑えられるメリットがあります。

一方で、初期費用が上がりやすい点や、立地によっては太陽光が十分に活かせない場合もあるため、生活スタイルに合うかの検討が必要です。

⑩BELS(ベルス)

BELSとは、住宅や建物の省エネ性能を第三者機関が評価し、星の数などで「見える化」する制度です。

BELS評価を取得すると、以下のメリットがあります!

  • 住宅の省エネ性能が客観的に証明できる
  • 補助金や住宅ローン優遇の条件になる場合がある
  • 将来売却する際のアピール材料になる

ただし、評価取得には申請費用がかかるため、内容を理解して活用することが大切です。

専門用語を学んで、スムーズな家づくりをしよう!

この記事では、知っておきたい家づくりの専門用語を紹介しました。

家づくりに出てくる専門用語は、説明されないまま当たり前のように使われることがあり、不安を感じる方は多いです。

しかし、費用・土地・住宅性能に関する用語の意味を理解できれば、打ち合わせの”置いていかれる感“がなくなり、判断もしやすくなります。

わからない専門用語を「恥ずかしい」と感じる必要はありません。

知識を身につけるほど、家づくりはもっと楽しく、もっと自由になります。

ぜひこの記事を参考に、堂々と質問して理想のマイホームを叶えてくださいね!


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