この記事では、ヤマト住建のC値・気密測定について、立ち会いのコツや実測値の目安までわかりやすく解説します。

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- 「ヤマト住建って、気密測定はちゃんとやってくれるの?」
- 「C値はいくつ出るの?」
家づくりを進めていると、こんな疑問が必ず頭をよぎりますよね。
結論からお伝えすると、ヤマト住建は気密測定を実施しており、施主が希望すれば立ち会いも可能です。
ただし「自分から申し出ないと教えてもらえない」という現実があります。
実は私Yuiの家づくりでも、気密測定で印象に残る出来事がありました。
一度測定してもらったあと、夫が「このタイミングだと数値が良く出やすいのでは?」と気づいて、内装(クロスなど)が仕上がったあとにもう一度測り直してもらったんです。



施主が知識を持って向き合う大切さを、改めて感じた出来事でした。
そこで今回は、私Yuiの体験も交えながら、ヤマト住建の気密測定のポイントをくわしく解説していきます。
- C値の数字の意味と実測値の目安
- 気密測定のタイミングと一般的な流れ
- 立ち会いを外さないコツと、結果が思わしくないときの対応
- 経年での気密低下リスクと制振装置エヴォルツの役割
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気密測定とC値とは?数値の意味と実測値の目安


気密測定とC値はセットで理解すると一気にわかりやすくなります。
まずは数字の基本と、ヤマト住建の実績、そして実際の住み心地に効いてくる目安まで、順番に見ていきましょう。
C値とは?単位と数値の見方
気密測定とは、住宅の隙間の量を数値化するテストです。
C値(相当隙間面積)という指標で表され、数値が小さいほど気密性能が高い家ということになります。
C値の単位は「㎝²/㎡」で、床面積1㎡あたりに何㎝²の隙間があるかを示します。



たとえばC値1.0であれば、床面積30坪(約100㎡)の家なら、全体で約100㎝²の隙間がある計算です。
これは大雑把に言えば、はがき1枚弱分の穴が家全体に開いているイメージです。
覚えておきたいのは、C値は「数字が小さいほど性能が高い」ということ。
「大きいほど良い」と逆に思ってしまう方も多いので、まずここを押さえておくと、このあとの数値の話がスッと入ってきますよ。
ヤマト住建のC値実績|平均0.29と0.1達成事例
高性能住宅を謳うメーカーでは、C値0.5以下・さらにC値0.1台を目標とする事例も増えてきました。
ヤマト住建が公式に発表した2024年度の施工実績では、平均C値が0.29㎝²/㎡となっています(公式サイトの実績報告より)。
さらに大工さんの腕によってはC値0.1前後を達成する実例もあり、0.1を出した大工さんには表彰と報奨金の仕組みが設けられています。



気密施工の精度向上が、職人さんのモチベーションにもつながっているんですね。
実測値の目安|体感で差が出るのはC値1.0から
C値0.1〜0.5程度の差は、正直なところ体感ではほぼわかりません。
差が出始めるのは、C値が1.0を超えてからです。
1.0を超えると、冬の冷たい時期に壁の隅やコンセント周り、窓枠のわずかな隙間から「どこかから風が入ってくる」という感覚を覚える方が多くなります。
一方でC値0.5と0.1の差は、数字だけ見ると5倍ですが、実際に住み比べると「どちらも快適」と感じるケースが多いのが実態です。



私が実感しているのは、数値そのものより室温の持続性。
気密性能が高い家は冷暖房の効率が上がり、エアコンを消したあともしばらく暖かさが続きます。
以前住んでいたマンションはエアコンを切るとわりと早く下がっていたので、この違いは暮らしの快適さにつながっていると感じています。
数値の追求そのものより、「気密・断熱・換気がトータルで機能している家」を作ることが大切だと、住んでみて改めて感じました。
| C値の目安 | 性能区分 | 体感イメージ |
|---|---|---|
| 0.1以下 | 超高性能 | 体感差はわかりにくい。室温持続性が高い |
| 0.1〜0.5 | 高性能 | 快適。体感での差は小さい |
| 0.5〜1.0 | 標準〜良好 | 大きな不満は少ないが、省エネ効率に差が出る |
| 1.0超 | 要注意 | 冷気の流入を感じる場合がある |
| 2.0超 | 低性能 | 冬の寒さ・夏の暑さが直接響く |
C値だけでなく、断熱性能まで含めてメーカーを比較したい方は、【19社ガチ比較】高気密・高断熱ハウスメーカーランキングも参考にしてみてください。
ヤマト住建の気密測定はいつ?タイミングと流れ


気密測定はいつ行われるのか、そして内装が仕上がったあとに測ると数値は変わるのか。
タイミングまわりで気になる2点を見ていきます。
測定タイミングは「上棟後・断熱完了後」が標準
ヤマト住建の気密測定は、上棟後・断熱工事の完了後に実施するのが標準的な流れです。
外皮(建物の外側を覆う構造体)は完成しているものの、内装仕上げ(クロスや建具など)はまだ施工前
という段階で測ります。



このタイミングで測るのは「まだ修正できる状態だから」なんです。
気密の弱点が見つかれば、大工さんがその場でテープや気密部材で補修できます。
内装が仕上がった後では補修が難しくなるため、工事の進行上も合理的なタイミングと言えます。
内装完成後に測るとC値は変わる?
施主目線では「内装完成後に測ったらC値は変わるの?」と気になりますよね。



私たち夫婦もそこが気になり、最終的に2回測定してもらいました。
内装完了後の数値は多少変動しますが、しっかり施工されていれば大きく悪化しないケースが多いというのが実感です(施工状況や測定条件によって変わります)。
気密測定は、上棟から引き渡しまでの流れのなかで一度(場合によっては複数回)行われます。
いつ頃の工程か、立ち会いのタイミングを含めて全体像を押さえたい方は、家づくりの流れを8ステップでわかりやすく解説もあわせてご覧ください。
気密測定の立ち会いのコツと結果が悪かったときの対応





気密測定でいちばん大事なのが、この立ち会いです。
日程を外さないための動き方から、もし数値が思わしくなかったときの対応まで、まとめて押さえておきましょう。
立ち会いは「自分から申し出る」が絶対条件
気密測定への立ち会いは可能ですが、「自分からはっきり申し出ること」が絶対条件です。



黙っていると、教えてもらえないまま測定が終わってしまう可能性があります。
日程が直前まで決まらない理由と外さないコツ
気密測定の日程は「この日以降で最短」という決め方をするため、直前まで具体的な日が確定しません。
職人さんのスケジュールや天候、前工程の進み具合で流動的なので、担当営業さんも早めには確約しにくいためです。



私が意識したのは、上棟後など工事の節目ごとに「次の気密測定はいつ頃ですか?」と確認し続けること。
1回聞いて終わりにせず、打ち合わせや現場確認のたびに声をかけることで、直前でも連絡してもらいやすくなります。
当日の流れと結果の確認方法
測定は専用の機器を窓に取り付け、建物内の気圧を変化させて隙間面積を計算します。
結果はその場でレシートのように印刷されるので、数字を自分の目で確認できます。



立ち会いを希望するなら、「測定結果をその場で見せてほしい」とあわせて伝えておくとスムーズです。
気密測定立ち会いの流れ
- 上棟直後に意思表示する
- 「気密測定に立ち会いたい」と担当者にはっきり伝える
- 節目ごとに日程を確認する
- 打ち合わせのたびに「いつ頃ですか?」と確認。直前まで日が確定しない現場の性質を理解しておく
- 当日に立ち会って結果を確認する
- 測定結果はその場でレシート形式で出力される。数値の読み方を事前に理解しておくと◎
- 数値が基準に達しない場合は相談する
- 「C値○○以下確約」の商品なら改善対応を求める権利がある
結果が思わしくないときの対応(C値確約の有無)
測定結果が思わしくなかった場合、対応できる範囲は「C値○○以下確約」の商品かどうかで変わります。
確約が設定されている商品なら、測定値が保証値を超えたとき、確約の範囲に収まるよう補修・改善対応を求める権利があります。



これは施主として遠慮なく伝えてよい部分です。
確約がない商品でも、明らかに冷気の流入を感じるなど生活に影響が出るレベルなら、改善の相談は可能です(ただし無償での再測定は難しいケースもあります)。
知識をもって臨むことで、担当者とも対等に話せます。



日頃の関係性や信用の積み重ねも、こういう場面で活きてきますよ。
経年で気密は下がる?工法とエヴォルツの関係


気密性能は施工したときだけでなく、年月を経てどう変化するかも大切な視点です。
ここで関わってくるのが、断熱の工法と、ヤマト住建が採用する制振装置「エヴォルツ」。



それぞれの役割を切り分けて見ていきましょう。
吹き付け(充填)断熱の経年リスク
住宅の気密を確保する方法のひとつに「吹き付け(充填)断熱」があります。
柱と柱の間にウレタンフォームを現場発泡させ、隙間に入り込ませて気密を取る工法で、施工直後のC値が出やすいのがメリット。



多くのハウスメーカーで採用されています。
ただしこの取り方には経年リスクがあると言われます。
地震の揺れで断熱材にクラック(割れ)が入ると、そこが隙間になって気密が下がることがあるのです。
日本は地震大国ですから、「今日の気密」だけでなく「10年後・20年後の気密」まで意識しておきたいですね。
ヤマト住建は「吹き付けで気密を取る」工法ではない
ここで誤解されやすいのが、ヤマト住建の工法です。
ヤマト住建は、柱の間に充填して気密を取る吹き付け工法を基本とはしていません。
建物を外側から断熱する工法を採用しているのが特徴のひとつで、構造体ごと外から包むことで隙間ができにくくしています(プランによって内断熱を組み合わせる場合もあります)。



気密の取り方の考え方が、そもそも異なるんです。
吹き付け(充填)断熱の特徴 ※業界一般の話
メリット
- 隙間に入り込ませて充填できる
- 施工直後の気密性が出やすい
注意点
- 地震の繰り返しで割れが入るリスクがある
- 割れると気密が低下することがある
※ヤマト住建は外側から断熱する工法を採用しており、この「吹き付けで気密を取る」取り方とは異なります。
制振装置エヴォルツの役割
地震の揺れエネルギーを吸収・減衰させる装置で、自動車用ショックアブソーバーの技術をベースに、ビルシュタイン社が製造しています。
震度1クラスの小さな揺れから作動し、繰り返しの揺れによる建物の変形量を抑えることで、構造へのダメージの蓄積をやわらげます。
つまりヤマト住建は、「外側から断熱して気密を取る」ことと、「エヴォルツの制振で地震による構造の損傷を抑える」ことを、別々の役割として組み合わせています。



気密の取り方と地震対策を切り分けて理解すると、わかりやすいですよ。
耐震・制震・免震の違いは以下の記事も参考にしてみてください。


よくある質問(FAQ)
気密測定について、家づくり中の方からよく寄せられる質問をまとめました。
Q1. ヤマト住建の気密測定は実施していますか?
A. ヤマト住建では気密測定を実施しています(全棟か・契約内容はプランにより異なるため、見積もり段階で担当者にご確認ください)。



立ち会いを希望する場合は、担当者に事前に申し出ることが必要です。
Q2. 気密測定に立ち会うことはできますか?
A. 可能です。
ただし日程は直前まで確定しないことが多いため、「立ち会いたい」と早めに意思表示したうえで、上棟後の節目ごとに日程を確認し続けることが、確実に立ち会うためのポイントです。
Q3. C値はいくつ以下であれば合格ラインですか?
A. 高性能住宅の目安としてはC値0.5以下が一般的な基準とされています。



ヤマト住建では0.1台を達成する事例もあります。
なおC値は低いほど性能が高い指標で、1.0を超えると冬に冷気の流入を感じる可能性が出てきます。
Q4. 測定結果が基準値を超えた場合、やり直してもらえますか?
A. 「C値○○以下確約」が設定されている商品であれば、改善対応を求める権利があります。
確約がない場合は、明らかに生活に支障をきたすレベルであれば相談対応が可能ですが、無償再測定には制約がある場合があります。
Q5. 吹き付け断熱の家は、地震を繰り返すと気密が下がると聞きました。ヤマト住建も同じですか?
A. 吹き付け(充填)断熱は、隙間に入り込ませて気密を取る工法のため、繰り返しの地震で断熱材にクラック(割れ)が入ると、そこが隙間になって気密が下がることがあると言われています。



ただしヤマト住建は、建物を外側から断熱する工法を採用しており、この「吹き付けで気密を取る」取り方ではありません。
なお制振装置「エヴォルツ(evoltz)」は、地震の揺れによる建物の変形・損傷を抑えるための装置で、気密を取る仕組みとは別の役割です。
Q6. 気密測定の費用は施主が負担しますか?



A. 標準の気密測定費用は、契約内容によりメーカー負担となるケースが一般的です。
追加の再測定や有償対応の有無は、担当者にご確認ください。
まとめ|気密測定は「知って動いた人」だけが得をする


気密測定は「上棟後・断熱完了後」が標準です。
「立ち会いたい」と早めに伝え、工程の節目でいつ測定するかを都度確認することが大切です。
C値は低いほど性能が高い指標ですが、体感に効くのは数値そのものより室温の持続性。



結果が思わしくなければ、C値確約の有無に応じて改善を相談できます。
経年面では、ヤマト住建は吹き付けで気密を取る工法ではなく、制振装置エヴォルツが地震による構造の損傷を抑える役割を担います。
引き渡し後の費用が気になる方は、こちらの記事もどうぞ。


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